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買わなくても良い商品をついつい買ってお金が貯まらない。
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家を買うんだけど予算3000万のはずがいつの間にか3500万になってたよ
今回はこんな方におすすめです。
いつも手に取っている商品は「あなた本当に欲しい商品でしょうか。」考えてみてください。
- CM・広告みて良さそうだから
- 進められるがままにオプションつけて買ってしまった
- 比較して真ん中の価格だったから
こんな理由なだったりします。これは企業が作り上げた戦略にハマっている証拠です。
今回は行動経済学の観点からお金が貯まらない理由を解説します。
「普段買わなくてもいい商品を買っているそこのあなた」今回の消費者に漬け込むテクニックを学ぶことで本当に必要な商品を買うことができます。
消費者に漬け込む落とし穴5選
消費者に漬け込む落とし穴とは合理的に行動できるはずの人間を非合理的な行動に導くためのテクニックのことです。
今回はこちらの5つを紹介します。
- 無料の罠
- フレーミングの効果
- 感応度逓減性
- おとり効果
- 極端回避性
一つずつ詳しく紹介していきます。
落とし穴① 無料の罠
1つ目の落とし穴は無料の罠です。
無料の罠とは
ダダになるという条件を組み合わせて合理的に考えれば、これ以上買う必要がないのに追加でお金を出だしてしまうことです。
例えば、
- スーツを2着かえば1着無料
- 2,000円飲食したら駐車場代無料
- ネットショッピングで3,000円買ったら送料無料
どうせ必要だからといって無料の条件を満たすためにお金を使ってしまいます。お得と思うとついつい買っています。
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じゃあどうしたらこの罠から脱却できるの?
無料ほど怖いものはないと心に刻んでおくことが大切です。
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ダダは一見するとお得でもその後に何かあると考えましょう。
落とし穴② フレーミング効果
2つ目はフレーミング効果です。
フレーミング効果とは
同じ情報なのに表現が変わると魅力が変わること。
例えば、手術で成功確率90%と言われる場合と失敗確率10%と言われる場合、手術で成功率90%と言われた方が安心ます。
企業は消費者がいいと思う表現方法を取ります。
消費税が2%と上がりますと消費税が10%になります。後者の方が駆け込みでいろいろ買ってしまします。
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じゃあどうしたらこの罠から脱却できるの?
広告は企業の最大限のPRだと考えることが大切です。
一歩引いた目線で見ましょう。
就活も同じです。企業がアピールしたいことがばかりが先行して、ついついブラック企業に入社していませんか。
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商品の説明や会社説明を受けるときは一歩引いた目線で見ましょう
落とし穴③ 感応度逓減性
3つ目は感応度逓減性です。
感応逓減性とは
基準になる金額の大きさによって、同じ金額の値段が変わってしまうこと
例えば、予算3000万円で住宅を買う時、営業マンから一生に一度の買い物だからといって
- 70万円で床暖がつけれますよとか
- あと20万円出せば10年保証がついてきますよとか
- あと50万円出せば・・・・
元々3000万円の予算が気付けば予算オーバーしているわけです。冷静に考えたら70万や50万は大金です。
ところ3,000万円住宅を買うときは3,000万円という大きな金額に引っ張れて50万円が安く見えてしまいます。
他にも
- 結婚式のオプション
- 車のオプションなど
も同じです。
ここでの対策は1,000円は1,000円なのだとちゃんと理解しておくことです。
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基準点を動かさないことが大切です。他との比較でお金の基準が変わることはありません。
落とし穴④ おとり効果
4つ目おとり効果です。
おとり効果とは
新しい選択権を追加することで、まるでその商品に市民権があるかのうように見せることです。
例えば、食品で食べきりサイズと徳用と2つ種類があったらなんか売れているように見えてしまいます。
買うか買わないかで判断していたはずが、どっちを買うかで悩むようになってしまいます。
今までなかった商品を売る際には比較対象や競合相手がでってくるといいわけです。
返って消費者に安心感ができて商品が売れます。
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どう売られているかではなく自分が欲しいかどうかが重要です。
落とし穴⑤ 極端回避効果
5つ目は極端回避効果です。
極端回避効果とは
安いもの高いものがあると無難な真ん中を選んでしまうという人間の心理こと。
例えば、ジムに通ってトレーニングをはじめるとき、どこのジムに行くか考えます。
例えばA社だと500円 B社だと1000円。C社だと1200円。
この時、安すぎるものや高すぎるものを排除してしまう傾向にあります。安いものは「サービスが低いのではないかと」思ってしまいます。一方高いと「なんかハードルが高いなー」と勝手に思い込んでしまいます。
その結果、無難な真ん中を選んでしまうという人間の心理です。
なのでもし2000円の商品を売りたかったら、1000円の商品と3000円の商品を比較対象に置いておけばいいわけです。
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これにハマらないためには自分には何が欲しいのか自分の軸をしかりっと持っておく必要がある。
まとめ 消費者に漬け込む落とし穴
今回は消費者に漬け込む5つの落とし穴を手法を紹介しました。
- 無料の罠
- フレーミングの効果
- 感応度逓減性
- おとり効果
- 極端回避性
この手法にハマらないためには自分の軸を必ず持つことが大切です。
- 買う時の基準
- 無料終了後の判断
- 自分の幸福度の判断
- 価格の判断
これらの軸があるだけで惑われません。
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今回の消費者に漬け込む罠にハマっている方は自分の判断基準を明確にしてください。絶対にお金が貯まるようになります。
ではまた