人と見知りだけどコミュニケーションをつけたい。
好きな人ともっとコミュニケーションを取りたい。
こんな方におすすめです。
世の中には話が面白い人はたくさんいます。でもよく考えてみてください。話を聞ける人って希少じゃないですか。
例えば、よくテレビで見る明石家さんまさん。
おしゃべりモンスターとして有名です。しかし、明石家さんまさんが10分以上自分の話をしているシーンを見たことがありますか。僕は見たことがありません。「踊るさんま御殿」「さんまのまんま」など基本は話を聞くことばっかりです。でもめちゃくちゃ面白くないですか。
今回はコミニケーションを上げるための方法として聞く力を紹介します。
今回はこちらの本を参考にしています。
コミニケーション=聞く力
聞く力の具体的な行動5選
具体的に見ていきましょう。
コミニケーション=聞く力
コミュニケーションと言えば、話すことが大事じゃないの?話す方が9割って本なかったけ?
よくコミュニケーションは話すことが大事と思われがちです。でも話している時の相手が表情が仏教面だったらどうでしょうか。話は弾みますか。
答えはNOです。ここでは、2つの事例をもとにコミュニケーションにとって聞き方がどれだけ重要か紹介します。
聞くことが主役
ここでは2つの事例を使って説明します。
バラエティー実験
女性陣の前に2つのグループを用意します。
もじもじしている男性グループ
イケイケの男性グループ
10分間話してもらい話の内容を採点してもらう
こういった実験を行います。
その結果、1回目はもじもじもしている男性グループの得点は10点でイケイケの男性グループが85点という大差の結果になってしまいました。
そこで2回目はもじもじの男性グループの話を聞くときには笑顔でうなずい聞くように指示します。
イケイケの男性グループの話は真顔で聞くというふうにしました。
その結果、もじもじしている男性グループの得点が30点、イケイケの男性グループ得点が10点とまさかの結果になりました。
聞き方を変えただけで先まで面白おかしく話すことができていたイケイケグループが全く面白く無くなってしまいました。
一方先ほどまで全く面白くなかったもじもじグループの評価が上がったのです。
人は聞き方によって発揮できるパフォーマスが違うことがわかります。
会議
皆さんは会議は好きですか。
私は好きではありません。もし大好きだよって方がいたら変態か超ホワイト企業のどちらかです。
なぜ会議が嫌いなのでしょうか。それは会議をするときの表情と姿勢です。基本会議は上司がいて全員が仏頂面でプレッシャーのなか会議をします。
こんな状態で最高のパフォーマンスができるでしょうか。また、いい案が出るでしょうか。
絶対に無理ですよね。
ここでも聞き方によって人のパフォーマンスは全然変わってきます。
ということは聞き方がよければ、相手と楽しく話ができるということになります。
コミニケーションを取る上で聞き方は非常に重要になります。
聞き方の具体的な行動5選
コミュニケーションのを取る上で聞き方が重要なことがわかりました。
ではどういう聞き方がいいのでしょうか。
ここでは5つの具体的な行動を紹介します。
具体的な行動 ①表情
表情はとても大切です。会話をしていて無表情だったら会話は絶対に盛り上がりません。
表情で大切なことは先に笑い相手の話に合わせて喜怒哀楽を出すということです。
人間は基本不安を感じる生き物です。
例えば、
- 初めて行く場所
- 初めて喋る人
- 初めてとる行動
こういった時不安を感じませんか?
そんな中、笑顔の先出しをすることで敵じゃないよってアピールできれば、不安はなくなります。
表情はとても大切です。しかし、ずっと笑顔だと相手が悲しい話をしている時だとクレージーな人です。
なので笑顔を先出したら相手の話に合わせて喜怒哀楽を出します。
より相手にとって話やすい状態が作れます。
具体的な行動 ②肯き
次に肯きです。
よく話を聞くときに相づちはよく打ちますよね。
相づちのしすぎはうざいので基本控えめで少しでいいです。
ここ大事なのは肯きです。肯づき漢字で書くと肯定になります。
皆さんは基本自分が納得した時に弱く打つのが普通じゃないでしょうか。
話を聞くときは常に打ち続けます。
話の中で強い感情の時には中くらいに打ちます。
自分が納得した時に強く打ちます。
こうすることで相手を肯定することができます。
具体的な行動 ③笑い
笑わせるのではなく笑うことが大事です。
相手を肯定する最上級は笑うこと!!
人に好かれる人は笑っている人です。
周りで喋ったら笑ってくれる人って嬉しくないですか?
そういう人の方が喋りやすくないですか?
笑顔が人と喋った方が楽しいです。
もし笑顔が苦手な人は笑おうと意識てみてください。自然と笑えます。
具体的な行動④ 姿勢
話を聞くときには前のめりでスマホを置いて、相手にヘソを向けて聞きます。
例えば、
- ふんぞりかえっている。
- スマホをいじっている。
- そっぽ向いている。
こんな人に話したいと思いますか。
思いませんよね。
話を聞く姿勢が取れていないと人は話す気がなくなります。
前のめりで聞く(前傾姿勢)
スマホを置く
ヘソを相手にむける。
たったこれだけで話を聞く体制になります。
具体的な行動⑤ 感嘆・称賛
称賛よりも感嘆の方が大事です。
よく話していて
- すごい!!
- いいね!!
- さすが!!
ってよく使いませんか?
こうした称賛も大事です。でも感嘆の方がもっと大切です。
例えば、新人の人が食レポをするときで考えてみましょう。
緊張のあまり、顔と言葉が伴ってません。うまいレポートは感嘆と表情がマッチしています。
それだけでめっちゃ伝わりますよね。話を聞いている時も同じです。
感嘆をして称賛するこうするだけで相手はどんどん話してくれるはずです。
まとめ 聞く力を身につける5つの行動
今回は聞く力を身につける5つの行動を紹介しました。
表情→笑顔の先出、その後は喜怒哀楽で聞く
肯き→基本は弱で撃ち続ける。感情が出たら中で打つ。納得したら強で打つ。
姿勢→前傾姿勢でスマホ置いて、ヘソを相手に向ける。
笑い→笑わせるのではなく笑う。
感嘆・称賛→感嘆後称賛する。
これらの行動するだけでコミュニケーションは爆上がりします。
今回は聞く力は、誰にでも使う必要はありません。
「この人が好きだから」「この人ともっと喋りたい」というときにぜひ実践してみてください。
そうすれば、よりコミュニケーションが爆上がりします。
もっと詳しく知りたいという方はこちらの書籍「人は聞く力9割」を読んでみてください。
ではまた