石の上にも3年って言われるけど3年は務めた方がいいの?
上司に3年は続けてくれと言われた。
こんな方におすすめです。
仕事をはじめてすぐによく耳にする言葉です。
でも「本当に3年会社にいる必要があるの?」疑問に思う方は多いと思います。私も入社してよく言われましたが「本当に?」と思った1人です。
そして4年勤めて転職しました。
結論としては、石の上にも3年入る必要はありません。
今回は記事では
- 石の上には3年と言われる理由
- 石の上に3年いる必要がない理由
紹介します。
石の上にも3年と言われる理由
石の上には3年とよく言われるます。
石の上には3年とは
冷たい石の上にも3年いれば温まるという事から、辛いことも長く続けていればいつかは成功する事
という意味で使われます。
その理由は以下の3つです。
日本的雇用が原因
社会人として認めれる
会社の全体がわかる
日本的雇用が原因
日本の労働環境にあります。
日本では多くの企業が新卒一括採用で生涯同じ会社で働くことが美徳とされてきました。
そのため、3年でようやく会社の一員に慣れます。3年いられない人は他の会社でも通用しない。
そいう社会的背景が原因です。
終身雇用では40年会社にいることが前提でした。
そのため今だに企業は3年は研修期間として見ている企業はたくさんいます。だから石の上の3年って上司が言いたくなるのです。
社会人として認められる
3年務めることで社会人として認められます。
それは親世代が終身雇用世代だからです。親が同じ会社に勤めているため、社会人の一員として認められます。
また、転職業界においても、3年以上の経験など3年という数字が1つのキーワードになっています。
3年という年月が社会人の知識がたまったとされる数字になっています。そのため、1年や2年だと経験不足と判断されてしまいます。
会社の全体がわかる。
3年経つと会社の仕組みから会社の内部事情が理解できます。
私も4年営業として会社にいました。
1年目は正直仕事が楽しい人はいないです。一部の例外を除きます。右も左もわからないなか、仕事をします。
そりゃ楽しいわけありません。常に挑戦と不安との戦いです。
2年は仕事を覚えて、上司のサポートを受けながら仕事をします。徐々にやりがいや達成感が味わえます。
3年目は、勤めている会社がどのような流れで仕事をするのか。お客さんとどうやりとりするのかの全体像がはっきりと見えてきます。
そのため、仕事がやりやすくなります。一人前として扱われるようになります。こうした流れがあるため、3年と言われるのです。
大体優秀な社員でも成果が出るのに3年はかかるって言われるもんね〜
石の上に3年いる必要がない!?
石の上に3年いる必要がない理由は以下の通りです。
ジョブ型になり、長期間働く必要がなくなった。
経団連の会長が終身雇用が難しいという時代に突入しました。
総合職という採用から営業、経理など一点突破の働き方に変わってきています。
そのため、3年という月日を費やさなくとも、仕事の良し悪しがわかるようになったという点が3年働く必要がなくなったと言えます。
大転職時代の到来
終身雇用の崩壊をきっかけに大転職時代が到来しています。
3年という歳月がなくともキャリアップができるようになりました。そのため、3年同じ会社につとめずとも成果を出せば、転職ができます。
転職市場ではベンチャー企業や外資系企業が大半のため、経歴があれば、どんどんキャリアを上げることができます。
3年という月日がなくとも成果があれば、問題ありません。
業界によっては3年もいらない
業界によっては3年という歳月が入らないです。
例えば、2週間で覚えられる仕事もあります。2週間で「仕事が向いていない。」と思える仕事もあれば、1年や2年経たないとわからない仕事もあります。
そのため、業界ごとに石の上に3年という言葉が当てはまらなくなっています。
また、ブラック企業に入ってしまった場合は石の上に3年という言葉は除外されます。3年もいたら体や精神がおかしくなります。
やばいと思ったら逃げる準備をしましょう。
もし入社して嫌な仕事に当たったら
入社して嫌な仕事やブラック企業にあった場合は転職活動をしましょう。
嫌な仕事に3年もの月日を費やすのはもったいないです。
ブラック企業だと尚更です。体や精神がおかしなってからではもともこもありません。
転職活動をする際は転職エージェントがおすすめです。転職エージェントは無料でキャリア相談ができ、現状から最適な転職先を考えくれます。
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石の上にも3年いる必要がない!?まとめ
今回は仕事をする上でよく耳にする石の上にも3年必要かという話をしてきました。
結論は石の上にも3年いる必要はりません。
理由はこちらです。
- ジョブ型になり、長期間働く必要がない。
- 大転職時代の到来
- 業界によっては3年もいらない。
終身雇用の終了とともに働き方が大きく変わってきています。
そのため、石の上にも3年という言葉が当てはまらなくなってきています。
時代の変化に対応して自分で企業を見極めて行動していきましょう。
ではまた!!