一人でやる仕事が多すぎて回らないよ
こんな方におすすめです。
仕事を振るべき3つの理由
仕事を振れないダメな人の特徴
仕事を振るための具体的な方法
結論からいうと社会人で仕事を振れないのはNGです。
仕事を振ることはサラーリマンに必須なスキルです。
私もどちらかというと仕事を振るのが苦手でした。そのため1人で抱えて毎日深夜まで仕事をしていました。
仕事を振るようにしたら残業時間も減り、成績も上がりました。
では、詳しく見ていきましょう。
仕事を振るべき3つの理由
仕事が振れないのはサラリーマンとしてNGです。
なぜなら1人でできることには限界があり、必ずどこかで壁にぶち当たります。
仕事を振るべき理由は
- 自分の得意に集中できる
- 仕事をマニュアル化・効率化できる
- 自分の成長に目が向く
仕事で壁に打ち合ったている人はぜひ仕事を振ってみてください。
理由① 自分の得意に集中できる
仕事が振れない=何でもかんでも自分でこなすことになります。
例えば
- 自分の得意なこと、
- 自分の隣の人が得意なこと
- 苦手なこと
- 自分が辛いこと
全てこなしていたら、全く効率的ではありません。
会社でもっと効率的なのは全員が自分の得意なことを取り組むことです。
もし得意な仕事ばかりだったら、ストレスもなくなり、生産性も上がります。
会社は成果を出す場であり、価値を提供しないといけません。
そのため、1人が全てをオールマイティにこなす場ではありません。
だから何もかも自分だけで仕事をするのは間違いです。
仕事を人に振る=「あなたの仕事はなんですか」「あなたの会社の事業は何か」を明確にすることになります。
例えば、イチロー選手が経理処理に追われていたら「そんなこと誰かにまかして野球してください」と言いたくなりませんか。
また、ユニクロの柳生社長が仕事で泊まるホテルの予約に戸惑っていたら、「そんな仕事、他の人に任せてもっとやれることあるでしょっ」て思うはずです。
僕たちはイチロー選手や柳生さんではありませんが、自分の好きなことに集中しないと意味がないってことになります。
時間は有限です。自分が自分の得意に集中することで効率化が上がります。
仕事をマニュアル化・効率化できる。
人に仕事を振ろうとすると感覚的に仕事を進めることはできません。
なぜなら振る仕事を相手に伝えないといけないからです。
相手に伝えるためには
- 内容を整理整頓する。
- 仕事を細分化する
- 単純化する。
仕事をまとめて相手にわかるようにする必要があります。
結果として「これ無駄だなー」とか不要なプロセスに気づくことができます。
仕事をふれるようにに取り組んでいる人と1人で仕事を抱えている人では仕事の取り組み方が違ってきます。
仕事をマニュアル化することで休みを取っても仕事が回ります。そのため休みを取りやすくなります
自分の成長に目が向く
仕事を人に振ることができれば、自分の手があきます。
自分の手があいたらどんなことしたらいいんだろう?
例えば、
- 人に振るべき仕事と自分のするべき仕事ってなんだろう?
- 自分の専門性って何かな?
- 次に身に着けることは?
自分の成長に目が向くことを考えてみてください。
そうすることでさらに仕事の効率が上がり、仕事への向き合い方が変わります。
仕事が振れない人の特徴
仕事を振ることでたくさんいいことが得られるね。でも仕事を振るのって不安だよ
めちゃくちゃわかります。なんか不安ですよね
次に仕事が振れない人の特徴を5つ紹介します。
特徴① この仕事は俺にしかできない。
特徴② 仕事を振ったら嫌われるかも
特徴③ 忙しい俺カッコいい
特徴④ コミュニケーションがめんどくさい
特徴⑤ 不確定要素が大嫌い
この仕事は俺にしかできない
僕だって仕事を振りたいんだけど、この仕事できる人僕しかいないだよね。
この思い込みはかなり危険です。
- 自分にしかできない仕事だから人に振れない
- 自分にしかできない仕事だから休めない
- 自分にしかできない仕事だから転職てきない
なぜなら自分の選択肢を狭めてしまうからです。
しかし、会社において自分にしかできない仕事なんてありません。
僕が仕事を辞めても、部下に仕事を振っても、いつも通り会社は回ります。
だから安心して自分の道を進みましょう。
仕事を振ると嫌われるかも
仕事を振って嫌われたらどうしよう?
こういった不安が出るのは仕事の仲間との関係に自信がないからです。
仕事を振ったからから嫌われるのではなく、仕事の振り方が雑だから嫌われるのです。
例えば、仕事をわかった上で仕事を振るAさんと仕事の内容が不明確でわかりずらいBさん「あなたならどっちの仕事を受けたいですか?」
Aさんの方が仕事を受けやすいし、間違えても安心して取り組めそう
仕事を細分化したり、仕事をマニュアル化してあるAさんの方が安心して仕事を受けることができます。
嫌われたらいやだから仕事をふらないではなく、嫌われない仕事の振り方を覚えるほうが正しいです。
忙しい俺カッコいい
周りは仕事できなくて俺に仕事が集まってくるからさ昨日は夜24時まで残業したよ。
忙しい自分い酔いしれるタイプです。
でも他の人から見たら
- 助けてくれる人がいない。
- ただの準備不足では、
- 鬱陶しなぁー
実際かっこいいと思っている人は全くいません。
こういう人の心の中にはヒマになったらどうしようと寂しい感情が隠れています。
コミュニケーションがめんどくさい
仕事を振るとコミュニケーションが必要だからめんどくさいな
仕事を振るのはめんどくさいと思いがちです。
仕事を振るためには
- 状況に配慮して振り先を決める。
- 相手の感情に配慮した頼み方をする。
- 仕事の内容を説明する。
- 納期を調整する。
- 業務面・精神面でフォローする。
といった新しい仕事が発生します。
自分でやったほうが楽って思うかもしれませんが、仕事を振っていくとだんだん楽なります。
また、仕事を頼んだり、頼まれたりといった関係ができます。
仕事を振るという新しいスキルが身に付くことになります。
それでも仕事をふらないのは単に仕事の振り方に自信ないだけかも知れません。
不確定要素が大嫌い
仕事を振ってミスしたら俺に責任がくるから細かいところまで管理したい。
仕事を振れない人は自分ペースを乱されることを嫌います。
例えば、
- 仕事を振ったけどミスが多い
- やってほしいことを言う前に帰ってしまう
- チェックしたいから俺の仕事が終わるまで待っていろ
こういう人は仕事を振った相手を細く管理しようとします。
仕事を振ることで大切なことは、相手を信頼することです。
自分1人でやった方がスムーズに進むかもしれません。
2回、3回と仕事を振ることで仕事の精度を上げることができます。
また、厳しく制限することで指示待ちになってしまい、仕事を振り切ることができなくなってしまいます。
仕事の具体的な振り方
まずは心の中で仕事を振ること決意してください。
その次に相手を信頼してください。
そうすることで仕事を振られた人も安心して仕事ができます。
「仕事を振ること」、「信頼すること」を頭においた上でここでは4つのステップで紹介します。
手順① 自分の抱えている仕事を洗い出す。
手順② 振る相手を決める。
手順③ 具体的なゴールを示す。
手順④ フォローと自分で責任を負う
手順①自分の抱えている仕事を洗い出す。
まずは今抱えている仕事を洗い出してみてください。
ここでは
- 苦手な仕事、
- 自分じゃなくても成立する仕事、
- 違う人の方がうまくやれる仕事、
- マニュアル化しやすい仕事
をピックアップします。
誰もが嫌いな仕事はあまり振らないのベストです。
手順② 振る相手を決める
次に振る相手を決めます。
振る相手はその仕事が得意な人がおすすめです。
もしくは直属の部下に頼むのがいいでしょう。
しかし、振る際には
- その人の仕事が忙しいか、
- 今どんな仕事を抱えているか。
- その仕事が得意なのか。
をしっかりと把握しましょう。
無理な頼み方をすると嫌われます。
手順③ 具体的なゴールを示す
仕事を振る時は具体的なゴールを相手に示します。
- いつまでにやってほしい。
- どういことやってほしい。
- どんな結果がほしい
- 中間報告が欲しい
これを伝えないと相手は困惑してしまいます。
相手に「結局、何をしないといけないだっけ」て思わせたら意味がありません。
そのためには自分の仕事を細分化して、わかりやすくしておきましょう。
そうすると「何を人に任せるのか」が把握しやすくなります。
またメモでわかりやすく伝えると間違いが減ります。
手順④ フォローと最後の責任を負う
最後は自分で責任を持つことが大切です。
振った仕事が間違っていても振ったのは自分です。
しかし一度のミスで心が折れてはいけません。
一度は意思疎通がうまくいかなかっただけでこれが2回目、3回目となれば、ミスは減ります。
また、頼む時の精度も上がります。
どんどん仕事を振って反復して無意識のうちに仕事が振れるようにしてみて下さい。
その際に途中でのフォローも忘れていけません。
声かけをして進歩状況を確認したり、わからないことがないか確認をとりましょう。
まとめ 仕事を振ることは社会人と必要なスキル
仕事を振るのはサラリーマンとして必要なスキルです。
サラリーマンが仕事を振れないと必ず行き詰まります
- 残業が多くなったり、
- 一人で抱えすぎてパンクしたり、
- お客さんに迷惑をかけます。
仕事を振るメリットは以下の3つです。
自分の得意に集中できる
仕事がマニュアル化・効率ができる。
自分の成長に目が向く
仕事を振ることで自分も会社も効率を上げることができます。
まずは仕事を振ることを決意しましょう。
仕事を振るためのスッテプは以下の通りです。
- 自分の抱えている仕事を洗い出す
- 振る相手・仕事を決める。
- 具体的なゴールを相手に伝える。
- フォローと最後は自分で責任を負う
この手順で仕事を振ってみて下さい。仕事を振ることで今ぶつかっている壁を越えることができます。
ではまた。