時間がなさすぎて新しいことがはじめられない
毎日、忙しすぎて辛い。
こんな方におすすめです。
僕もブラック企業時代、全然時間がありませんでした。
こちらの書籍を読んで、それを解消することができました。
今回はこちらの書籍を解説します。
今回のブログでわかること
時間がない理由
忙しいから脱却する具体的な方法
では詳しく見ていきましょう。
忙しい原因3選
忙しい原因は3つあります。
成功のパラドックス
パレートの法則
捨てられない現実がある。
では詳しく見ていきましょう。
成功のパラドックス
仕事ができなから残業して、忙しいと思われていました。
実際はその逆です。
能力がある人ほど一つのことに集中して、結果を出します。
あの人はできると思われ、仕事が集まってきます。そいう人は最高のパフォーマンスをあげようと一つ一つの仕事に努力します。
その結果、時間が足りなくなり、疲弊して最高のパフォーマンスが出せなくなります。
そして周りの評価がぐんぐん下がっていきます。
パレートの法則
パレートの法則とは
2割の努力で8割の成果が得られるという法則です。
仕事の時間書き出してみてください。
営業時代、朝7時から夜12時近くまで仕事をしていました。
その中で実際に成果を上げていた仕事は、ほんの数時間しかありません。
例えば、
- 僕がやらなくてもいい仕事
- 若手がいないから動く時間
- 移動時間
などなどです。
こうした8割くらいは無駄時間がありました。皆さんもこうした無駄な時間がたくさんあるはずです。
捨てられない現実がある
しかし、そうした無駄な時間は捨てれません。
なぜなら、断る勇気がなかったり、嫌われたくなと思い、自分でやってはいませんか。
そうしたときはトレードオフを直視してみてください。
なぜなら、人間は全てを手に入れることはできません。
仕事を取れば、家族や自分の時間がなくなります。家族と自分の時間をとると仕事の時間が減ります。
時間は何かに使うと何かに使えなくなることを理解しましょう。
忙しさから脱却する具体的な方法
忙しい状態から脱出する手順はこちらです。
①見極め
②捨てる
③しくみ化する
具体的な手順① 見極める
まずは見極めましょう。
厳密な選択をします。めちゃくちゃ厳しいオーディションです。
絶対にYES以外の仕事は受けないということです。
ちょっとでも悩んだ仕事は絶対にやりません。
具体的には90点以上は受けません。
そうすると嫌な仕事はNOとすぐに言えます。
しかし、70点くらいの仕事の判断が一番難しい判断です。
そして仕事の大半は70点です。
なので仕事を依頼された際はすぐに受けてはいけません。
まずは仕事を受ける際にこのフィルターを通します。
具体的には受けた仕事の内容を書き仕事の最低条件と理想の条件を書いて見極めましょう。
そうすれば、90点かどうか判断できます。
とは言ってもいきなり、見極めてはいけません。
なぜなら、多忙な人がいきなり、見極めをはじめても正常な判断はできません。
例えば、ニュートンが重力を見つけた時は2年間何もしていない時でした。もしこれが、多忙だったら、絶対に見つけることはできなかったでしょう。
そのためにも見極めるための準備は大切です。準備を整えたら、見極めに入ります。まずは見極めの準備をお伝えします。
見極める前に必要なことは2つです。
孤独な時間を確保する。
十分な睡眠時間を確保する。
孤独な時間を確保する
見極めるためには体力が必要です。
時間が多忙な人は休む時間がありません。
空白の時間と一人に慣れる場所を確保しましょう。
現代の社会は情報に溢れすぎてきます。休むつもりが、スマホを眺めていませんか。私もついついSNSを見ています。
そのため、1日は1時間でもいいので、人がいない場所で空白な時間を過ごしましょう。
十分な睡眠時間を確保する
2つ目に睡眠を確保しましょう。
答えはNOです。
なぜ睡眠が大切かというと最大の資産は自分だからです。
私もブラック企業にいた頃は寝ずに仕事をしていましたが、睡魔で生産性はかなり低かったです。
優秀な人ほど多く寝ています。
目の前のチャンスを蹴って、昼寝してみてください。
体力と判断力を休ませたら、見極める力は上がります。
具体的な手順② 捨てる
具体的な断り方はこちらです。
①依頼を受けたら黙る。(考える)
②ありがとうございます。予定を確認して、メールで折り返します。(一旦持ち帰る)
③帰ったら、メールで予定が詰まっていることを伝える。
この手順で伝えると相手も嫌な気持ちにはなりません。
具体的に「あーそれいいですね。じゃ予定を確認してメールで折り返します」と言い、帰ったら、メールで「今月は予定が詰まっております。来月はどうでしょうか。」これを反復して練習してください。
とは言っても捨てるためにも準備が必要です。
準備は以下の2点です。
目標を明確化する。
5つのマインドチェンジ
目標を明確化する。
まずは目標を明確化します。
そして目標以外のことに時間を使いません。
目標にもいくつか種類があります。こちらの図を見てください。
一般 | 具体的 | |
平凡 | 価値観 | 四半期目標 |
刺激 | ビジョン | 具体的 |
まずは一般×平凡だと、価値観です。僕だとみんなに笑顔になってほしい。
一般×刺激はビジョンです。例えば、全員にセミリタイヤをして欲しいとか、ディズニーみたいな場所を作りたい。などです。
具体的×一般だと四半期の目標になります。、2ヶ月後に1万円を稼ぐなど少し先に見えている目標です。
ここでいう具体的な目標とは具体的×刺激的なものになります。
例えば、2030年までにセミリタイヤするとか2025年までに企業するといった目標です。
ここでは測定できるかどうか重要になります。
5つのマインドチェンジ
断るのは怖い、嫌われたくないと思っていませんか。
そのためにも断ってもいいと思えるマインドチェンジが必要があります。
以下の5つです。
①判断と関係を切り離して考える。
→断るだけで関係が変わるのであれば、それまでの関係だっということです。
②トレードオフに目を向ける
→人は家族、健康、仕事、友人という鍋があった場合2つのことしか、鍋を温めることしかできません。あなたは何をとりますか。ここにしっかりと目を向けましょう。
③誰かが何かを売り込んでくる
→人は自分に利益があるから何かを頼みます。それを受けていたら、自分の時間がなくなります。「ハンバガーと一緒にポテトはいかがですか」一緒です。なので断っても大丈夫です。
曖昧なYESはただの迷惑
→仮おさえ状態は相手にとっても迷惑です。他の人に持ち込みたいのに誰ださんの返事がまだだからといって最終的にはやってくれよと言われかねません。なのでしっかりと断りましょう。
短期的な好印象に過ぎない。
→簡単にいいと言ってしまうと、その場は好印象です。その好印象は長続きしません。都合の良い人になってしまいます。実際は断った方がこの人は自分を安売りしない人だ、断る勇気を持っていると思われ、敬意を持ってくれます。好印象よりも敬意の方が大切なため、断った方がいいことがわかります。
マインドを変えるだけで捨てることですができます。
具体的な手順③ しくみ化する
最後はしくみ化します。
以下の2つに取り組みましょう。
成果を生んでいない努力をしくみ化する。
習慣化する。
成果を生んでいない努力をしくみ化する
あなたは多忙だと「努力でなんとかします」ってよく言ってませんか。
まずは自分のスケジュールを遅らせているものを洗い出しましょう。
特に成果を生んでいない努力です。
- 毎回時間がかかるもの
- 先月の仕事で嫌だったもの。
- 自分がやらなくてもいいこと
洗い出して来月から実践してみてください。徐々に自動化できます。
習慣化する
それを習慣化することが大切です。
イチローが毎日バット振って、カレーを食べる。
一流選手や優秀な企業家は淡々と同じことを続けます。
こうした習慣づくりはトリガー、行動、報酬によって生まれます。。
人間は同じことが続くとそれがトリガーになります。そして行動します。これによっていい習慣も悪い習慣も自動化してしまう。悪い習慣の場合はトリガーがあっても行動を変えるだけで解決します。
残業であれば、
- 定時に仕事をやめる。
- この時間に終わらない仕事は受けない。
などなどです。
トリガーを避けるといい習慣に変わります。
まとめ 忙しい原因3選と忙しさから脱却する具体的な手順
今回は忙しすぎて時間がない原因と解決するための具体的な手段を紹介しました。
多忙な原因は以下の3つです。
成功のパラドックス
パレートの法則
捨てれない現実がある
具体的な手順は以下の3つです。
①見極める
②捨てる
③しくみ化する
この中でも捨てることがとても大切です。
是非みなさんも具体的な目標を立ててそれに関係ないことは捨てて下さい。
時間を有効活用しましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちらの書籍を読んでみてください。
ではまた!