今回はドローンスクールに通い、ライセンスを取得した私がこんな疑問にお答えします。
- ドローンを飛ばす上でやってはいけない方法は?
- どんな方法で飛ばすと違法になるの?
- ドローンでやってはいけないことは?
航空法で禁止されていること、規制されていること10選を紹介します。
では詳しく見ていきましょう。
ドローンを飛ばす上でやってはいけない方法10選
航空法では200g以上のドローンは航空機になります。(2022年6月20日から100g以下に変わります。)
航空法によって禁止されていること規制されていることは10個あります。
禁止されていることはこちらです。
- 飲酒・薬服用での飛行
- 飛行前の機体の確認
- 衝突予防
- 危険飛行
国土交通省ホームページより
規制されていることはこちらです。
- 夜間の飛行
- 目視外飛行
- 距離の確保
- 催し物上空の飛行
- 危険物の運搬の禁止
- 物件投下の禁止
より詳しく見ていきましょう。
飲酒時の飛行
こちらは車と同じです。
飲酒時の飛行はNGです。
墜落のリスクが高まるのと正常な判断ができないからです。
また薬の服用時もNGです。
航空法が適用されるため、ドローンを飛ばす人はパイロットです。
もし飛行機のパイロットが薬を服用して飛んだ場合に急な眠気に襲われたら大変なことになります。
そのため、ドローンを飛ばす際も飛ばすのはNGと考えるべきでしょう。
飛行機前の機体確認
これは結構怠る人が多いのではないでしょうか。
車においても教習所では運転前確認を行います。
ドローンでも同じです。
なぜならば、これを怠ると墜落リスクが高まるからです。
以下のことを必ず確認しましょう。
- バッテリーの充電が十分か。
- プロペラは歪んでいないか。傷が入っていないか。
- 正常にドローンが機能するか。
- パーツの取り付けが甘くないか。
これらはドローンを買った際にメーカーが定める安全点検項目を確認しましょう。
飛行前だけではなく、飛行後の点検も必ずすることをお勧めします。
衝突予防
航空機や他のドローンとの衝突を回避するため、衝突しそうな場合は地上に降下して衝突を避けましょう。
そのために、周辺に飛行機が飛んでいないか確認しましょう。
アプリで確認できます。
こちらのアプリがおすすめです。
Flightradar 24
航空機の位置や速度を教えてくれます。
他のドローンの位置は飛行情報共有システムなどで周辺に他のドローンが飛んでいるかわかります。
危険飛行
他人に迷惑をかける行為は基本的に禁止です。
人がいるところでドローンを飛ばすなどがこちらにあたります。
危険飛行はしないようにしましょう。
夜間の飛行
暗い場所でドローンを飛ばすと肉眼でその姿を捉えるのは難しく、墜落のリスクが高まります。
日没後から日の出前の暗い状態でドローンを飛ばすことは規制されています。
許可を得たとしても夜間の目視外飛行はNGです。
必ず補助者と機体を点灯させ、目視して飛ばしましょう。
目視外飛行
ドローンから送られてくるカメラ映像で目視できないところまでドローンを飛ばすことは可能です。
しかし、映像を見ながらの飛行は非常に危険です。
映像に気を取られ、周囲の危険を察知することができないからです。
ドローンを飛ばす前に事前に承認を得ない限り、操縦者の肉眼で見える範囲で飛行しなければいけません。
距離の確保
人工物もしくは30m未満範囲を飛ばす場合衝突のリスクが高まります。
そのため、基本的にドローンを飛ばす際には周囲には何もないことを確認しましょう。
もし人が近づいてきた際は必ず声をかけるようにしましょう。
30m離して、離着陸させるようにしましょう。
催し物上での飛行
イベントなど不特定多数の人が集まる催し物の上空を飛ばすことは規制されています。
以前岐阜県の大垣市で4キロのドローンが墜落事故を起こしてからより規制が強化されています。
許可を得るのも非常に厳しいです。
許可を得る際には飛行高度によって立入禁止区域を設ける必要があります。
風速5m以下のコンディションではないと飛行できません。
危険物の運搬の禁止
ドローンは航空機になるため、飛行機同じように危険物の運搬はできません。
しかし、ドローンをつけるバッテリーなどは必ずいるため、危険物には入りません。
物件投下の禁止
運搬や農業の分野で期待されているドローンですが、飛行しているどろーんから箱などのものを落とすことは規制されています。
液体も対象です。
そのため、農薬等の散布も規制の対象になります。
また、農薬を散布する際には農林省の指導が必要になります。
ドローンを飛ばす上でやっていけない方法10選 まとめ
今回は航空法でドローンを飛ばす上でやっていけいない方法を紹介しました。
以下の方法が禁止、遵守が求められます。
- 飲酒・薬服用での飛行
- 飛行前の機体の確認
- 衝突予防
- 危険飛行
違反すると1年以上の懲役、30万円以下の罰金になるため、注意しましょう。
規制されているいることはこちらです。
- 夜間の飛行
- 目視外飛行
- 距離の確保
- 催し物上空の飛行
- 危険物の運搬の禁止
- 物件投下の禁止
こちらも違反すると50万円の罰金がかせられるます。
これ以外にも違う法律に触れることもあるので注意が必要です。
こうした基本知識を学ぶためにも、ドローンスクールで基本的な知識を学ぶことをお勧めします。
ドローンスクールに通えば、国土交通省の許可が取れる10時間以上の飛行が手に入ります。
こうした点からもドローンスクールへの入会を推奨します。
ドローンスクールの入会はこちら
ではまた。