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「移住で空き家を探す人」必見!空き家バンクを使うメリット・デメリット

最近、リモートワークの影響や退職後の田舎暮らしなど移住が人気になっています。

そんな中でこんな疑問ありませんか。

  • 田舎でどんなところに住めるのか知りたい。
  • どんな空き家があるか知りたい。
  • 住むところの探し方が知りたい。

今回は愛知から熊本に移住した私がこんな疑問にお答えします。

ズバリ!!!自治体が運営する空き家バンクの利用です。

空き家バンクを利用することで初期費用を抑えて移住することができます。

今回の記事でわかることは以下の3つです。

  • 空き家バンクの利用方法
  • メリット・デメリット
  • 空き家を借りる前に確認すべきこと

では詳しく見ていきましょう。

空き家バンクとは

空き家バンクとは自治体が空き家の賃貸・売却を希望する所有者から提供された情報を集め、活用したい人、利用したい人に地方自治体のホームページで紹介する制度です。

図にするとこんな感です。

楽園信州空き家バンクホームページより

地方で家を探している人と空き家を売りたい人・貸したい人をマッチングするものです。

利用手順

利用手順は以下の通りです。

  1. 空き家バンクをしている地方自治体のホームページで検索
  2. 規制の有無
  3. 補助金有無
  4. 見学スケージュル・宿泊体験の有無
  5. 交渉
  6. 契約

手順1:空き家バンクをしている地方自治体のホームページで検索

まずは、自分が移住したい地域が空き家バンクをやっているか確認しましょう。

そしてホームページで実際の空き家を検索してみましょう。

例えば、

五木村村役場ホームページより

手順2:規制の有無

物件を探す際に規制の有無も確認指定ください。

不動産の中には制限が課せられている物件があります。

例えば

敷地に接する道路の規制

解体できな物件などなど

気になった物件は規制を確認しましょう。

手順3:空き家改修などの補助金の有無

自治体には補助金など移住に関する政策があるため、絶対に確認しましょう。

例えば

空き家改修費で50万円もらえるとか

家賃補助や何年住むともらえるとか

こういった補助金があるかは確認しましょう。

手順4:見学スケジュール・宿泊体験の確認

住みたい物件が決まったら見学スケジュールを立てましょう。

空き家バンクでは情報が不足していることがよくあります。

こちらも現地に行ってどんな状況か確認しておきましょう。

無断訪問は絶対にダメです。

必ず自治体に連絡してから訪問しましょう。

手順5:交渉

現地も確認し、ここにすると決めた場合空き家の持ち主と交渉に入ります。

この交渉は空き家の持ち主と直接行います。

トラブルには注意しましょう。

手順6:契約

そして交渉が終わり、金額や家賃が決まったら契約に入ります。

ここも家主と直接になるため、契約内容をしっかりと確認しましょう。

住んでからのトラブルは地域に住みづらくなる危険性があります。

空き家バンクを使用するメリット・デメリット

次に空き家バンクを使うメリット・デメリットを紹介します。

メリットは以下の3つです。

  • 初期費用が抑えられる。
  • 自治体が運営しているため、安心感がある。
  • 補助金が利用できる。

デメリットは以下の3つです。

  • 直接交渉
  • 詳しい物件情報が掲載されていない。
  • 自治体によってサポート内容が異なる。

詳しく見ていきましょう。

メリット1:初期費用が抑えられる。

自治体が運営しているため、金額が安く抑えられます。

契約も仲介業者を挟まないため、不動産業者とは違いぼったくられる心配がありません。

私も空き家バンクで家を借りました。

空き家で部屋がキッチン以外に6部屋あり、水回りはかなりいいです。

それで家賃は20,000円です。

かなりの破格です。

1人では広すぎるくらいです。

しかし、場所に難ありって感じです。

メリット2:自治体が運営しているため、安心感が違う。

自治体が空き家の管理を行っています。

そのため、空き家の情報が出た際、調査を行います。

自治体が調査をしているのは家を借りる際に安心して家を借りられます。

私も空き家バンクで借りていますがなんかあれば、自治体に頼んでも動いてくれますし、空き家の大家さんも動いてくれます。

どちらでも動いてくれるので安心して住めています。

自治体のためぼったくられる心配がないのが一番です。

メリット3:補助金が利用できる。

一部自治体で補助金が利用できるのはかなりメリットです。

私の自治体は子育て以外にはないので残念でした。

他の自治体だと○年以上住むことを条件に修繕費で500,000円出るという自治体もあるくらいです。

条件があるので注意が必要です。

デメリット1:直接交渉

契約や交渉する際、自治体は関与しないところが多いようです。

空き家の持ち主と直接交渉、直接契約になるため、トラブルが起こる危険性があるため注意が必要です。

私は、自治体が交渉から契約までやってくれたので助かりました。

でも契約書は確認する必要があります。

賃貸や不動産契約になるため、確認を念入りに行いましょう。

デメリット2:詳しい情報が掲載されていない。

自治体に公表されている情報は不十分なことがほとんどです。

なぜならば、詳しい情報を載せてしまうと、勝手に訪れたり、いたずらされる危険性があるからです。

ホームページの内容だけでは、周辺情報や地域の特性がわかりません。

私もホームページで見た内容と実際に現地に訪れたときのギャップはかなりありました。

そのギャップを埋めるためにも必ず周囲の環境や内部の常用を確認する必要がある。

デメリット3:自治体によってサポートが異なる。

空き家バンクを利用して移住をすると地域と密接な関わりが求められます。

私の村は自治体が色々とサポートしてくれたため助かりました。

私の場合は道の整備や住みやすいように畳を入れ替えてくれたりなど自治体が積極的にサポートしてくれました。

村の人も自治体になんとかしてあげと言ってくれるので非常に助かります。

こうしたメリットデメリットをしっかりと理解しましょう。

空き家を借りる前に確認すべきこと

空き家を借りる前には必ず確認しましょう。

  • 現地での空き家の状況確認
  • 家の説明を受けよう。

現地での空き家の状況を確認しましょう。

これは絶対にしましょう。

現地で確認は必須です。

住んでみて床が抜けた。

補助金が出っても修理額が補助金を上回ってしまって改修できない可能性もあります。

必ず現地に訪問して家の状況を確認しましょう。

家の説明を受けよう。

これは私の体験談なのです。

家の説明は受けましょう。

使い方がわからない設備がかなりあります。

私の場合は水が急に出なくなったり、給水機のブレーカーの位置がわからなかっため、お湯が使えなかったりなどなど、結構なトラブルにみまわれました。

ぜひそういったことがないように家の説明を自治体もしくは大家さんから受けましょう。

もし良ければ体験談を書いているので是非読んでみてください。

空き家バンクを使うメリット・デメリットまとめ

今回は空き家バンクの利用手順やメリット・デメリットを紹介してきました。

空き家バンクの利用手順は以下の通りです。

  1. 空き家バンクをしている地方自治体のホームページで検索
  2. 規制の有無
  3. 補助金有無
  4. 見学スケージュル・宿泊体験の有無
  5. 交渉
  6. 契約

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 初期費用が抑えられる。
  • 自治体が運営しているため、安心感がある。
  • 補助金が利用できる。

デメリット

  • 直接交渉
  • 詳しい物件情報が掲載されていない。
  • 自治体によってサポート内容が異なる。

空き家バンクを使うことで不動産業者を使うよりも初期費用を抑えて、移住することができます。

一方で事前にどんな物件がなのか、もし体験入居などができるのであれば、実際にやって確認しましょう。

空き家バンクを使って賢く移住をしましょう。

ではまた!!

ABOUT ME
いつき小僧
2021年11月より愛知県から熊本県に移住しました。 岐阜市出身 1994年 27歳です。 サラリーマンライフを豊かにする情報を発信します。